BLOG ブログ

ENTRY

お申し込みはこちら

味噌作りは、いつの時期にするのが一番いいの?

味噌作りは、いつの時期にするのが一番いいの?

味噌作りいつする?「寒仕込み」って?

寒い時季だからこそできること。楽しいこと。
皆さんは何を思い浮かべますか??

・おでん、肉まんが一番おいしい季節♡
・こたつでミカン!夜は家族でTV番組の取り合いよ~
・スキーにスノボー。そして温泉♡

冬しかできないこと、食べれないもの。
思い浮かべると本当に有り難い季節♡
四季があることに感謝です。

そんな貴重な冬場にできる発酵仕事でいえば、味噌仕込み。
「寒仕込み」といって一番寒い時季に仕込むと、カビにくく、美味しい味噌ができます。

とはいっても、お味噌は年中仕込めるのですが
「どうして冬に仕込むのが、一番いいとされているのか・・・?」

それは、菌ちゃんの動きにヒントがあります♪

菌ちゃんのパフォーマンスが違う!冬はゆっくり。

夏と冬、つまり温度の違いで菌ちゃんのパフォーマンスが全然違う!ということです。

 夏場は作ったもの冷蔵庫に入れないとすぐ腐っちゃう~
 冬場はベランダが天然の冷蔵庫。ミカンや玉ねぎは箱買いして外で保管。

すぐ腐るということは、それだけ菌の動き(増殖)が活発だということ。

菌ちゃんが効率よく増える環境(条件)には、温度、湿度、酸素(好気性)が大きく影響してきます。

 あ、だから冬に仕込む味噌は、カビの繁殖も抑えられるのか~。
 けど、味噌の材料の麹菌もカビの一種だよ? 冬場もちゃんと発酵はするのかな?

と思ったあなた!そこが、ミソです(^^)
味噌を美味しくするなら、発酵スピードは遅い方がイイ!

味噌を美味しくするなら、発酵スピードは遅い方がイイ!

 味噌の材料は、豆、麹、塩です。
 豆は麹菌の餌で、その餌があるから低温下でも麹菌はどんどん増え、
 他の菌や酵母とも団結して、高度なネットワークを構築していきます。
 
目には見えないけれど、冬の仕込みから数ヶ月で、夏場への対策が完了するわけです。

先にも述べました夏は、気温が高いため、悪い菌も増えやすい。
けれど、この冬場にしっかりとバリアを張りながら、いい仲間を増やしておけば大丈夫。

そして、その仲間と同時にできるのが「うま味成分」!!
だから、夏への準備期間がある冬仕込みが、旨味の強い美味しい味噌になるのです。


イメージつきましたでしょうか♪

今回は味噌の「寒仕込み」をテーマに、「発酵」をもっと身近に感じてもらえたら幸いです。
私もより醸ってきますので💛

CONTACT お問い合わせ

まずは「30分でできる味噌仕込み体験」からスタートしてみませんか♪
オンライン・出張の場合でも、日時のご相談が可能です。マンツーマンでもOK!
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。