本題の前に味噌雑学。「手前味噌」の語源・由来

「美味しい味噌ができたの♪お裾分けするから、ぜひ食べてみて💛」
「まぁ、そうなの~??うちも美味しくできたの~。食べてみて💛」
そんな日常会話が普通に交わされていた良き時代。
どこの家庭でも、昔は味噌作りされてたって、今となっては想像つきませんよね。。
その時代背景を汲んでできた言葉「手前味噌」
うちの味噌が一番!「自画自賛」と似た意味合いがありますね。
材料、作り方もご近所さん同士、昔はほぼ同じだったと思いますが、
他と違いが出るほど美味しくて自慢したくなる、我が家の手作り味噌。
なぜ味に違いが出るのでしょう…??
「まぁ、そうなの~??うちも美味しくできたの~。食べてみて💛」
そんな日常会話が普通に交わされていた良き時代。
どこの家庭でも、昔は味噌作りされてたって、今となっては想像つきませんよね。。
その時代背景を汲んでできた言葉「手前味噌」
うちの味噌が一番!「自画自賛」と似た意味合いがありますね。
材料、作り方もご近所さん同士、昔はほぼ同じだったと思いますが、
他と違いが出るほど美味しくて自慢したくなる、我が家の手作り味噌。
なぜ味に違いが出るのでしょう…??
違いが分かるほど、美味しい手作り味噌。

こんな経験ありませんか?
・分けてもらった手作りのお味噌、市販のお味噌より本当に美味しかった!
だから、自分でも作ってみたくなって♪
・美味しいって頂いたお味噌、美味しいんだけど、うちで作った味噌の方がしっくりくるわ~。
・去年より今年作った味噌の方が、美味しい!
材料も作り方も去年と同じお味噌。
友人と一緒に作ったお味噌。
なのに、味が違うなんて・・・?どうして??
違っていることとしたら・・・あ!!もしかして…
「菌ちゃん(常在菌)??」
「ご名答~💛」
菌ちゃんだけではないですが、材料も工程も同じだとしたら、大方、菌ちゃんの仕業です♪
麹を素手で混ぜているだけで、麹の香りに違いが出てくるのですよ~。
WS開催の時は、いつも参加者さん同士の麹の香り比べをしています♪
(桶に顔を近づけている場面の写真が多いのは、そのやり取りが大好きだから💛)
味に違いの出る要因として、育っていく環境(温度・空気・愛情♥など)も大きく関わってくることありますが、存在を忘れず意識だけでも向けてあげていれば、「美味しくなる」ゴールにいつかは辿り着けます(^^)
山あり谷あり、たまにカビることはあれど。人の一生と同じです♪
・分けてもらった手作りのお味噌、市販のお味噌より本当に美味しかった!
だから、自分でも作ってみたくなって♪
・美味しいって頂いたお味噌、美味しいんだけど、うちで作った味噌の方がしっくりくるわ~。
・去年より今年作った味噌の方が、美味しい!
材料も作り方も去年と同じお味噌。
友人と一緒に作ったお味噌。
なのに、味が違うなんて・・・?どうして??
違っていることとしたら・・・あ!!もしかして…
「菌ちゃん(常在菌)??」
「ご名答~💛」
菌ちゃんだけではないですが、材料も工程も同じだとしたら、大方、菌ちゃんの仕業です♪
麹を素手で混ぜているだけで、麹の香りに違いが出てくるのですよ~。
WS開催の時は、いつも参加者さん同士の麹の香り比べをしています♪
(桶に顔を近づけている場面の写真が多いのは、そのやり取りが大好きだから💛)
味に違いの出る要因として、育っていく環境(温度・空気・愛情♥など)も大きく関わってくることありますが、存在を忘れず意識だけでも向けてあげていれば、「美味しくなる」ゴールにいつかは辿り着けます(^^)
山あり谷あり、たまにカビることはあれど。人の一生と同じです♪
結論、味噌作りに使う麹は…❓

まず「生麹」と「乾燥麹」の違いは、ご存じでしょうか?
スーパーによく陳列されている麹は「乾燥麹」です。
出来立ての麹を乾燥機など(麹菌が死滅しない温度で)使って、水分を飛ばした麹(水分量10%以下)
そのまま食べると干からびたご飯粒のような、ゴリゴリとした食感。噛んでいるとほんのりと甘い。
◎特徴
・常温保存でも長期保存が可能。
・水でふやかしてから使う。乾燥により失活した麹菌を復活させるため。
(乾燥麹200gに水100~200㏄。1~2時間で、ぬるま湯の方がふっくら戻る)
それに対し「生麹」は、冷蔵保存(10℃以下)が必要のため、スーパーではあまり見かけません。
出来立ての麹は、食べるとしっとりもちっとした食感で自然な甘さ。数日で少し硬くなる。(水分量25~30%)
◎特徴
・賞味期限は冷蔵保存で1週間、冷凍保存で1か月。
・水でふやかすことなく、すぐ使える。
生麹は味噌蔵や麹屋さんからお取り寄せが一般的なので、生麹を今すぐ使いたいってときは、冷凍ストックしておくといいです。
塩麹や醤油麹、甘酒作りに少量をちょこちょこ使うのであれば、すぐ買いに行ける乾燥麹でも十分美味しくできますよ。
ただ、味噌作りとなると、麹の量も多くなります。
乾燥麹を水に戻してそれ用に使うとなると、余計な水と手間がかかります。
また、加水に使う市販のミネラルウォーターや浄水は、味噌蔵や麹屋さんの扱うその地の天然水に比べ品質的に劣ります。
結論!
味噌作りには、生麹を使う方が、美味しいお味噌になる💛
スーパーによく陳列されている麹は「乾燥麹」です。
出来立ての麹を乾燥機など(麹菌が死滅しない温度で)使って、水分を飛ばした麹(水分量10%以下)
そのまま食べると干からびたご飯粒のような、ゴリゴリとした食感。噛んでいるとほんのりと甘い。
◎特徴
・常温保存でも長期保存が可能。
・水でふやかしてから使う。乾燥により失活した麹菌を復活させるため。
(乾燥麹200gに水100~200㏄。1~2時間で、ぬるま湯の方がふっくら戻る)
それに対し「生麹」は、冷蔵保存(10℃以下)が必要のため、スーパーではあまり見かけません。
出来立ての麹は、食べるとしっとりもちっとした食感で自然な甘さ。数日で少し硬くなる。(水分量25~30%)
◎特徴
・賞味期限は冷蔵保存で1週間、冷凍保存で1か月。
・水でふやかすことなく、すぐ使える。
生麹は味噌蔵や麹屋さんからお取り寄せが一般的なので、生麹を今すぐ使いたいってときは、冷凍ストックしておくといいです。
塩麹や醤油麹、甘酒作りに少量をちょこちょこ使うのであれば、すぐ買いに行ける乾燥麹でも十分美味しくできますよ。
ただ、味噌作りとなると、麹の量も多くなります。
乾燥麹を水に戻してそれ用に使うとなると、余計な水と手間がかかります。
また、加水に使う市販のミネラルウォーターや浄水は、味噌蔵や麹屋さんの扱うその地の天然水に比べ品質的に劣ります。
結論!
味噌作りには、生麹を使う方が、美味しいお味噌になる💛
おまけ雑学『出麹(でこうじ)』『糀(こうじ)』って何?

★麹の雑学★ 「出麹」「糀(こうじ)」
出来立ての麹を「出麹(でこうじ)と言います。
出麹は、麹菌の胞子がフワフワな状態で肉眼でも確認できます。
それを定着させてから出荷するので、手元に届くときは真っ白なお米?てな感じですが、菌はびっちり着いてます。
(上記写真は豆味噌用に作った豆麹。緑色の種菌を使用)
米の花と書いて「糀」
麹菌を顕微鏡で見ると、まさに花が咲いたようなお姿。
顕微鏡もなかった時代のはずなのに、どうしてそんなイメージが湧いたのでしょうか?不思議です。
(日本人の感性・感覚に感動✨)
出来立ての麹を「出麹(でこうじ)と言います。
出麹は、麹菌の胞子がフワフワな状態で肉眼でも確認できます。
それを定着させてから出荷するので、手元に届くときは真っ白なお米?てな感じですが、菌はびっちり着いてます。
(上記写真は豆味噌用に作った豆麹。緑色の種菌を使用)
米の花と書いて「糀」
麹菌を顕微鏡で見ると、まさに花が咲いたようなお姿。
顕微鏡もなかった時代のはずなのに、どうしてそんなイメージが湧いたのでしょうか?不思議です。
(日本人の感性・感覚に感動✨)